住宅環境作りのご提案
浴室
■寒い時期の浴室は危険です
寒い時期ほど起こりがちです。思いがけない入浴中の事故。
日本では、家庭内の不慮の事故でなくなる方のうち入浴中の事故が1/3を占めています。
それは転倒、溺死、脳血管障害などが原因となっており、冬場の入浴中の事故が多いのが特徴となっています。
これは浴室の寒さと血圧変動に関係があると考えられており、お年寄りや血圧が高めの方にとって、冬の浴室の寒さは解決すべき問題と言えます。
東京ガス様・都市生活研究所作成資料→
■浴室暖房の利点
- 予備暖房
入浴前に浴室を暖房し、冬場の寒さを防ぎます。 - 安全性
高齢者が入浴中に突然死する大きな要因である、ヒートショックを防止します。 - 浴室乾燥
湿気やカビの発生を防ぎ、雑菌をが繁殖しやすい浴室を乾燥することにより、掃除を楽にします。 - 衣類乾燥
梅雨時の洗濯、洗濯物が乾きにくい冬場や夜間の洗濯時の乾燥スペースとして活用します。
床暖房
熱源器で作ったお湯を各部屋に循環させ、給湯はもちろん、床暖房や浴室暖房・エアコンなど住まいのことをトータルに考えたシステムです。
台所
立消え安全装置付きこんろ
風や煮こぼれなどで火が消えると、安全装置が働いて、目動的にLPガスを止めます。
過熱防止装置付きこんろ(あげルック)
天ぷら鍋などが熱くなりすぎると自動的にLPガスを止め、過熱による火災を未然に防ぎます。
ガスもれ警報機
ガスもれをすばやく感知し、ブザ-や音声で知らせます。
給湯機
野外設置式の風呂がま又は給湯機
屋外の空気を使って燃焼し、排ガスも屋外に排出するので、屋内の空気をよごしません。一酸化炭素中毒防止に有効です。
不完全燃焼防止機能付き小型給湯器
換気不足や器具の目づまりなどで、不完全燃焼をはじめるとLPガスを止めます。
※不完全燃焼防止器機能の付いていない小型湯沸器は、不完全燃焼によるCO(一酸化炭素)中毒の危険性があり危険ですので早めに取り替えて下さい。
CO(一酸化炭素)警報機
不完全燃焼などで発生したCO(一酸化炭素)を感知し、ブザーや音声で知らせます。
安全機器
マイコンメーター
ガスもれなどLPガスの流れに異常があると、ガスメータに内蔵されたマイコンと遮断弁が働き、ガスを遮断します。
※S型、SB型、H型マイコンメーターは大きな地震の際にもガスを止めるなど、安全機能が更に充実しています。
ヒューズガス栓
ゴム管がはずれたり、誤って未使用のガス栓を開けてしまったりなどして、LPガスが大量に流れたとき、自動的にLPガスを止め、ガスもれを防ぎます。