お客様トラブル対策室
『強引な販売店の変更契約』を狙ったトラブル
ガス販売店の選択は、もちろんお客様の自由です。しかし最近、訪問販売員による「強引な勧誘、他社への誹謗中傷」などにより深刻なトラブルが発生しています。中には、お客様宅に長時間居座る、退去を求めても帰らない、最後にはお客様に対し、誹誇中傷を浴びせるなど常識を逸脱する行為が発生しています。
群馬県LPガス協会並びに地区エルピーガス協会は、このような目に余る行為に対しては行政・警察・弁護士などと連携し強い態度で臨みたいと考えています。
LPガスをお使いのお客様のみなさまは下記にご注意の上、簡単にサイン・押印せず、納得の上でご自身の責任において契約を行ってください。
■こんなことがあったら要注意
- LPガス協会または公的機関から価格調査に来たとか、点検調査に来たといって玄関を開けさせる
協会は、価格調査をしていません。また協会保安センターは、事前に点検調査をお知らせします。 - 消費者に考える時間を与えず、「早く契約書・委任状にサインするよう」迫る
お客様に考える時間を与えないこと自体、注意が必要です。またガス業者を変更する場合は、借物があるかどうか確認するため必ずお客様本人が直接連絡してください。 - 今の業者を意味もなく誹謗中傷する
- 虚偽の内容が多い
例えば解約費用は一切かからないとか、今のLP業者は、お客様によって価格を変えていてあなたは高い方を買わされているなどと言う場合があります。 - 訪問販売員の態度が極端に傲慢、威圧的
お客様に対して敬意を払わない販売員は、販売員として失格です。
そのような場合は、迷わず交番・警察へ連絡してください。
ニセ調査員が横行しています。
最近お年寄りが1人で留守番をしているお宅を狙い、保安センター点検調査員を装ったニセ調査員が横行しています。「点検調査料」や「ガス漏れ警報器代」と称し、数万から数十万円を超える被害が発生しています。調査員が訪問したら、チェックポイントをご確認してください。
※群馬県LPガス協会の調査員はこちらで紹介しております。
■チェックポイント
- 点検調査料は無料です。
*但し、緊急を要する場合のゴムキャップーゴムホースなど交換で50円から500円程度かかる場合はあります。 - ガス漏れ警報器・その他ガス器具を販売することはありません。
- 点検調査員は、帽子・制服右肩に『炎』のロゴマークがついています。
- 点検調査員は身分証明書を携帯しています。
また現在、女性調査員はおりません。 - ニセモノは、経済産業省所轄の「高圧ガス保安協会」と紛らわしい、『高圧ガス保安センター』と名乗る場合があります。
★このページの記事は、平成16年2月26日に上毛新聞紙上に掲載されました。